「もののけ姫はこうして生まれた」でジブリ作品の舞台裏や本質を知る


もののけ姫はこうして生まれた DVD
宮崎駿監督が、2013年9月1日に
「風立ちぬ」をもって長編映画か
ら引退を発表。
あれから、ちょうど1年がたちますね。

宮崎駿監督といえば、アニメーシ
ョン映画の巨匠と呼ばれ、「もの
のけ姫」「千と千尋の神隠し」な
ど、数多くのアニメ映画を手がけられています。

引退会見をみていて、宮崎監督は、
まさに職人気質なんだな。と感じました。

それはジブリ作品の舞台裏や本質
に迫ったDVD「もののけ姫はこう
して生まれた」からもよくわかります。


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宮崎監督の引退を発表! 海外からの反応も大きかった。

 

宮崎監督の引退表明後、日本だけ
でなく、海外からの反応も大きか
ったようです。

世界中のジブリファンから、引退
を惜しむ声や、感謝の声も続々と
寄せられたそうです。

わたしも「となりのトトロ」、
「千と千尋の神隠し」など、大好
きな作品も沢山あります。

ジブリ作品 となりのトトロ

なので、引退と聞いた時はびっく
りしたし、正直「寂しい」と感じ
ましたが宮崎さんの作品から、沢
山の感動をもらい、とても感謝しています。

 

宮崎駿監督「アニメーターになってよかった」と思った理由は?

 

2013年9月6日に、宮崎駿監督の
引退会見が開かれましたが、アメ
リカ、フランス、中国など、海外
メディアも含め、600人近くの報
道陣が訪れていました!

ユーモアや笑いも交えつつ、質問
にも答え、その人柄が出ていて宮
崎さんらしい引退会見だなーと思いました。

 

そして、この会見の中で私が特に
印象的だったのは、
「監督になってよかったことは?」
という記者の質問に、

「監督になってよかったことはあ
りませんが、アニメーターになっ
てよかったな。と思った事は何度もある。

アニメーターという職業は、自分
に合っている、良い職業だった。と思ってます。

なんでもないカットが上手くかけ
た。とか、上手く風がかけた。と
か、そういった事で2、3日、短
くても2、3時間は幸せになれるのです。」

と仰っていた事。

まさに、職人気質だな。と思いました。

宮崎監督は、どのシーンでも、登
場人物の小物一つにとっても徹底
的にこだわり抜いて作っている。
というのが伝わってきます。

 

もの作りの本質に迫ったDVD「もののけ姫」はこうして生まれた。

 

それが、「「もののけ姫」はこう
して生まれた。」からもよくわかります。

「もののけ姫はこうして生まれた」
は題名通り、1997年公開され、大
ヒットした宮崎駿監督作品『もの
のけ姫』の制作の舞台裏を2年に渡
って、取材しているドキュメンタリ
ー映画です。
それが400分もある映像にしてぎゅ
っとDVDに収められています。

ただ単に『もののけ姫が出来るま
で』の、作画風景を説明している
だけでなく宮崎駿監督、また、鈴
木プロデューサーや声優陣まで、
スタジオジブリ全体が、本当に細
部まで徹底的にこだわって作品が
作られていく様子を追いかけています。

そんな作品の作られるまでの過程、
実際の現場、舞台裏がじっくりと見れます。

本質的な部分まで、こと細かく撮っていきます。

 

「もののけ姫はこうして生まれた」
のDVDは、面白くて、ぐいぐ引き込
まれていくような感じで一気に見れ
てしましますね。


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色・キャッチコピー・動きなど全て徹底的にこだわり抜かれている

 

「「もののけ姫」はこうして生ま
れた。」は、メイキングではなく、
「ドキュメンタリー」としての完
成度が非常に高いものです。

そのカット一つにしても、キャラ
クターの動き一つにしても、徹底
的にこだわっています。

映画が作りあげられるその一瞬一
瞬に、タマシイが込められているような….

 

色へのこだわり

 

ジブリ作品 色
例えば、アシタカが使う、砂金の
色一つを決めるのにも、膨大なエ
ネルギーがつぎ込まれています。

もののけ姫の作品に使用した色は
580色にも及んだといいます。
しかも、色もすべて手作業で塗ら
れています。とても地道な作業…

 

キャッチコピーへのこだわり

 

もののけ姫 生きろ
また、もののけ姫のキャッチコピ
ーになっている「生きろ」
これは、コピーライターの糸井重
里さんが考えたコピーですが、プ
ロデューサーの鈴木さんが50回
ダメ出しをし、そして最終的には

「生きろ」のたった3文字に集約されました。

 

キャラクターの動きへのこだわり

 

トトロ さつき おんぶ
となりのトトロで、サツキがメイ
ちゃんをおんぶするシーンがあり
ますが、宮崎監督がアニメーター
2人を呼び、実際におんぶさせて、
その動きをじーっと観察します。

脳に焼き付けるという理由ですね。

観察結果を脳に焼き付け、紙の上
に再現していく。目で動きを一瞬
ごとの形に分解し、今度は連続と
して再構成していくという。

 

おんぶのゆすり上げが何秒かかる
のか、何度もタイミングをとる宮崎監督。

作画の基本は観察にある。という事を、教わりました。

 

「作品は人生」宮崎駿監督が作品にかける思いとは?

 

このDVDの中で特に印象に残った
シーンは、作画担当の人が、バイ
クで通勤中に事故に遭ってしまっ
た時の宮崎監督が発した言葉。

バイク事故の事を、皆を集めて報
告する宮崎監督。
事故に遭ってかなり重傷のようで
したが、とりあえず命に別状はな
い事がわかって、ほっと一安心し
た宮崎監督は、思わず、

「原画を終わらせないで、バイク
事故にあった事が許せない。」
「一体、誰が描くんだ。逃げてる
としか思えない。」
と、そんな様な意味の事を言ってしまします。

 

「「もののけ姫」はこうして生ま
れた。」の動画も発見しました!
こちらより、そのシーンも見れます↓↓

 

これは、いくらなんでも非情なの
では。。と最初は感じましたが、

しかし、宮崎さんは

映画を創る立場の人間ならば、
映画が完成するまで最後まで身を捧げきってくれよ!

と。 そんな風に、もしかしたら
思っていたのかもしれません。

宮崎さんの中では、

作品は人生

なのではないか。と。

 

それにしてもストレートすぎて、
かなり厳しすぎる言い方でしたが。。

そんな生々しい本物の現場を見る
事ができます。
印象に残ったと同時に、恐ろしい
と感じたシーンでもあります…

 

自分を解放させて描く。作品に命を吹き込む

 

そしてもう一つ、印象的なシーンがあります。

宮崎さんがかなり苛立ちながら、
原画をチェックしています。
どうやら、若手の作画担当の人が、
あるシーンを描き上げてきたのですが…

「性格が絵に出ている。はじめから逃げ腰で描いてる。」

とダメ出しをする宮崎監督。

このシーンは、アシタカがサンを
助ける為、何も怖れる事なく必死
で森を駆け降りていく。という部分。

確かに若手の作画担当の人が描い
た絵をみると、弱々しい感じが伝わってきます。

「走りというのはこう描くものだ。
と決めつけ、そこから一歩も出ら
れない人間もいる。こういう時に、
ダイナミックに走らせて、それで
解放させてフラストレーションを
発散できる人間じゃないと。

自分が走らない代わりに登場人物
に走らせて…肩は凝りますけど、
精神的には解放されていくという、
そういう資質を持っていないといけませんね。」

そう言いながら、どんどんと原画
を直していき、やがて宮崎さんの
気持ちが走るアシタカに乗り移っていく。

紙の上で、自分を解放させている。
なにも恐れず、描いていきます。

すると、みるみる内に、宮崎さん
がイメージしている別の性格のア
シタカになっていきます。

「まさに、紙の上で宮崎さんが走っています」

 

アニメーションの
「animate」の語源は
ラテン語で「animare」
命を吹き込むこと。

だそうで、その言葉の通り、まる
で、紙の中の登場人物に命が吹き
込まれたかのように宮崎さんの絵
が画面の中で生き生きと動いています。

このシーンは、鳥肌が立ちました。
是非、見て頂きたいです!!

 

もの作りの意味や姿勢を考えさせられたDVD

 

「「もののけ姫」はこうして生ま
れた。」を見てから、あらためて
ジブリ作品を見ると、今までと全
く違った見方ができます。

自分自身がもの作りの仕事に携わ
っていることもあり、気持ちが乗
り移るくらい、自分を解放しても
の作りをしているのだろうか?

など、もの作りについても非常に
考えさせられましたね。

私はこの映像をみて
「ものを作る意味や姿勢」
のようなものも教えられました。

「ものを作るならば、そこまでの
めり込んでやって当たり前。普通
の事」そんな思いも宮崎さんから
伝わってきました。

とても共感できる部分や、勉強に
なる部分が沢山ありました。

 

クリエーターやデザイナーという
と、響きは格好良い感じがします
が、実際はひたすらコツコツと作
業をする、地味で地道なものです。

しかし、そんなコツコツと仕事を
する人にも勇気を与える作品だなと思います。

もの作りをしている、全ての人に
おすすめの作品です★

 

宮崎さんは、とても人間味あふれ
る人なのだなあと、作品だけでな
くその生き方にもほれてしまいました(^^)

 

何度見ても、心が動かされます。

まだ見ていない、知らなかったと
いう方も、是非、ご覧になってみて下さい★

 

黒澤明と宮崎駿の夢のような対談

 

そして最後に、もう一つだけ、ご
紹介させてください!

日本映画界の巨匠、黒澤明さんと
アニメーション映画界の巨匠、宮
崎駿さんの夢のような対談。

その対談の中で、黒澤さんの

「楽しんで仕事をしていると映画の顔つきが良い 」

という一言も、心に残りました(^^)

宮崎さんも、

「笑顔が多いアニメーションだと
みんな描きながら笑っているんですよ」
と。

「楽しんでやる、これが必要だな」
と、はっと感じさせてくれました。

いつも物事を率直にはっきり言う、
宮崎さんも、黒澤明さんを前にし
て緊張している様子ですが…

こんなに緊張している宮崎さん、
はじめてみました!なんだか新鮮に感じました 笑

 

黒澤明さんと宮崎駿さんの対談は、
今となっては貴重な映像です。

こちらも、是非ご覧になってみて下さい(^^)

 

 

他にも、養老孟子さんの対談本
「虫眼とアニ眼」でも、宮崎駿さ
んのすごさに気づかされ、衝撃を
うけた一冊です。

こちらの記事で、感想を綴っています

⇒ 宮崎駿と養老孟子の対談本「虫眼とアニ眼」の感想

 

「千と千尋の神隠し」の裏話も知れますよ^^

 

世界で唯一、トトロのシュークリームが食べられるお店って?

 

そして、世田谷区代田にある「白
髭のシュークリーム工房&カフェ」
では、世界で唯一、トトロのシュ
ークリームが食べられます!

世界で唯一、ジブリ公認のお店「白髭のシュークリーム工房&カフェ」

 

2階はカフェになっていて、自家
製パスタやコーヒーなども本格的
な味で美味しかったです☆

宮崎駿監督の実弟の奥様が経営し
ているお店だそうですよ^^

是非一度、足を運んでみて下さい☆


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