宮崎駿と養老孟子の対談本「虫眼とアニ眼」の感想


こんにちは^^

まい@mai77
です!

暑いです。すごく暑いです。
2、3日前から真夏の陽気ですね。。

こんな日は、窓の近くで寝転がっ
てそよ風にあたりながら、ゆる~く読書です。

読んだのは、大好きな宮崎駿さん
と解剖学者で大の虫好きで知られ
る、養老孟子さんの対談本「虫眼とアニ眼」

タイトルからして魅かれますが、
表紙にも魅かれ「ジャケ買い」しました。


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おまけに最初の数ページがカラー
で、宮崎さんの妄想による”夢の
街”のイラストが描かれています。
これがまたワクワク☆

 

宮崎駿のすごさ

 

現代人は人間嫌いになっている

自然から離れてはダメ。人間もま
た自然界の生き物なのだから物理
的な壁のない信頼関係による、古
き良きコミュニティ

多世代の交流。家族や隣り近所を
も超えた地域規模の交流

機械に囲われた現代においての人
間本来の生の身体感覚の大切さ

宮崎駿さんとスタジオジブリによ
る数々のアニメ作品からも感じら
れる宮崎さんの想い描く世界観が、
とてもわかりやすく伝わってきました。


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それにしても、宮崎駿という人は魅力的な方です。

若造の私からすると少し懐古主義
(昔は良かったなぁという過去を美
化し現代を批判する傾向)的にも映
りますが、物事の本質をものすご
い感性で分かっていて、それを
ニメというカタチで表現する。。

そのセンス、細部への気付き、気配り、ものすごいです。

 

千と千尋の神隠しでの裏話

 

例えば、千と千尋の神隠しの終盤
で千がカオナシと一緒に電車に乗
って銭婆に会いに行くシーンがあります。

その時の千とカオナシ以外の乗客
は“影”なのですが、それは、はじ
めて一人で何かをやろうとしてい
る時、ここでは、ずっと親に頼っ
てきた千が親や友人(ハク)を救う
ため、はじめて一人で電車に乗り
人に会いに行く。

その時の千の気持ちになって考え
てみると、自分は平気だ! 出来る!
と奮起し、なるべく平静を装いな
がらも内心はドキドキで、周りの
人の顔なんて見えてない。
ましてや、人に話かけるなんて余裕はない。と。

そんな千の心を表現しようとしたら、周りの乗客は影になったと。

 

凡人の私は、神様とか現実ではな
い世界だから、亡くなった人の魂
とか幽霊みたいなものを表現して
いるのか。とあさはかに考えてま
したが、違いました。

その表現力はすごいとしか言いよ
うがないのですが、その話を読ん
だ時、私は頭をガツンと殴られた
ような衝撃を受けました。

それは、「宮崎さんは、アニメと
しての全体のストーリーみたいな
ものを主人公の目線で描いている」
と知ったからです。

 

他のページでも、千と千尋の神隠
しが日本歴代最高となる驚異的な
観客動員数を記録している事に対
し宮崎さんは、「私は知り合いの
5~6人の子供を楽しませようと、
アニメをつくっている」とおっしゃっています。

映画に限らずテレビアニメだって
漫画だって、より多くの人に読ん
でもらいたい、楽しませたいと通
常は考えるでしょう。

でもそれでは細部が雑になるので
す。対象の人数が増え、みんなの
平均を取らざるを得なくなり、顔
のわからない人を創造して、、

と、対象の実態があいまいになれ
ばなるほど、細部はあやふやにな
ります。具体的に描けなくなります。

これは私自身にも、胸にささりました。

 

宮崎さんからの気付き

 

「変な下心を出さずに、目の前の
好きなことを一生懸命やりなさい。
結果は後から勝手についてきます」

そんな事を言われた気分でした。
これは、どんな立場のどんな人に
も共通する学びだと思います。

 

3年前の大震災以降、みんななん
となく改めて考え直している「本
当に大切なことは何か」という問
いへのヒントが詰まっている1冊だと感じます。

処理しきれない情報に溢れ正解を
求めてしまいがちな現代に、そも
そも正解を探す、あるいは正解が
あると思っている事が違うんじゃ
ないだろうかと、私自身気付かされました。

 

対談なので、何かを指南したり学
ばされるという本ではないです。

人の話を第三者として聞いて自分
のペースで気づける。学べる。気
楽に読める本。

 

また、「虫眼とアニ眼」は文庫だ
からワンコインで買えるし、薄い
(ページ数が少ない)のでものぐさな
私でも読む気になります。笑

 

とっても良質な「ゆる本」でした。

 

また、「もののけ姫はこうして生
まれた」のDVDも、ジブリ作品の
舞台裏、そして宮崎駿さんのモノ
作りに対する姿勢や本質を知るこ
とができます。

詳しくは下記の記事をどうぞ!

モノ作りの本質に迫ったDVD「もののけ姫はこうして生まれた」

 

かおなし ジブリ

…ちなみに、我が家にもカオナシがいます笑


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