
毎年、世界中で流行する「インフルエンザ」。
冬シーズンになると、ピークを迎
えますね。
街でもマスクをしている人を良く
見かけます。
また、インフルエンザの集団感染
による、学級閉鎖などのニュース
もよく流れます。
感染を防ぐためにも、正しい知識
をもって、適切な予防策をとるこ
とが大事ですね!
今回は、通常のインフルエンザ、
さらに新型インフルエンザの病状
や、風邪との違い、そして予防接
種の時期などについて、まとめてみました。
インフルエンザの病状の特徴。風邪との違いは?
まず、インフルエンザの病状と特
徴、そして風邪との違いについて
見ていきたいと思います。
風邪とインフルエンザの大きな違
いは「発熱」です。
★風邪の場合
37度くらいの微熱
3つの諸症状・・・喉、鼻、咳がでるのが風邪。
重症化する事がない。
★インフルエンザの場合
突然発熱し、高熱が出ます。
38度は当たり前。39、40度になる場合もあります…
諸症状もありますが、熱が高いので全身
頭痛、関節痛、筋肉痛
といったものが全面に出ます。
重症化し、生命に関わる危険性もあります。
新型インフルエンザとインフルエンザの違いは?
★インフルエンザ
インフルエンザは、流行る時期が
あるもので、A、B、C型の、3つ
タイプがあります。
A、B型がほとんどで、マイナーチ
ェンジを毎年繰り返します。
このために、前の年にかかったも
のに対して抗体があっても、次の
年に対応できなくて、かかってし
まう。こういったものを、「季節
性インフルエンザ」と呼びます。
★新型インフルエンザ
「新型インフルエンザ」は、今ま
で無かったものが突然現れるため、
免疫が無いので、全国に蔓延し、
大流行してしまうので怖いです><
ウイルスは自分だけでは増殖でき
ず、他の生き物の細胞の中に潜り
込み、その機能を利用して子孫を
増やしていきます。
子孫が増えると、その細胞を破壊
してまた別の細胞に潜り込む。と
いう事を繰り返しています。
インフルエンザウイルスは、もと
もと、鳥や豚に感染し、人に感染
しにくかったウイルスが性質を変
えて、人に感染しやすくなったのです。
今年の春、中国では鳥インフルエ
ンザが発生し、多くの感染者が報
告されています。
それが人間にも感染する、新しい
タイプのウイルスが出現しています。
人から人へと効率よくインフルエ
ンザを発症させる能力を獲得した
もの。それが新型インフルエンザ。
変化したウイルスの多くは、もと
もと鳥や豚が由来のものです。
ですので、人はそういったウイル
スに対してほとんど免疫をもっていません。
こういったウイルスが人間に入り
込むと、世界的な大流行=パンデミック
を簡単に引き起こしてしまうのです!
誰も免疫を持っていないため、感
染すると悪化しやすいのです。
新型インフルエンザの病状は?
新型インフルエンザの病状は、一
般的には、通常の季節性インフル
エンザと同じです。
発熱(38度以上の高熱が出る)、
全身倦怠感、関節痛、筋肉痛など
の全身症状や、せき、たん、のどの痛みもあり。
通常は一週間から10日くらいで抗
体ができて自然に回復していきます。
インフルエンザ(新型も!)は感染すると重症化する場合あり。
また、通常と新型のインフルエン
ザも含め、ウイルスに感染すると
重症化することがあります。
糖尿病や喘息などの呼吸器疾患、
腎臓病、乳幼児や、
免疫力が低下しているといわれる
妊娠中の方が感染すると、重症化
する場合があるので注意が必要です。
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インフルエンザにかからないためには?
流行する前に、インフルエンザワクチンを打つ。
家に帰ったら、手洗い、うがいを徹底する
アルコール消毒が非常に有効です。
石けんと流水の手洗いも、ウイル
スを洗い流すという点で重要。
部屋の加湿。
冬は乾燥するので、湿度を保つ。
免疫力をあげるために、十分な休養・栄養を摂取する
人ごみを避ける。
どうしてもという時は、マスクをつける
インフルエンザ対策にも有効な、
マスクの着用法については、下
の記事を見てみて下さい^^
最も効果的な予防は?
最も効果的な予防は、流行する前
にワクチンを打つ → インフルエンザの予防接種を受ける事です。
インフルエンザにかからない。と
いう意味合いでは無いですが、感
染しても、症状を抑える効果が認められています。
また、かかってしまった場合でも
重症化しにくいので、重症化を防
ぐためにも、受ける事が大切です。
予防接種を受ける時期は?
ワクチンは打ってから、実際に抗
体がつく(効果を発揮する)まで
に2週間以上かかります。
即効性があるものでは無いですの
で、ある程度前に打つのが望ましいです。
ただ、効果は5ヶ月程と言われて
いますので、早ければ良い。とい
うものでも無いようです^^;
時期に合わせて、計画的に予防接
種をし、インフルエンザを予防しましょう。
インフルエンザかな?と思ったら…
熱や咳などの症状が出て、インフ
ルエンザにかかったかな?と思う
場合も、すぐには病院に駆け込ま
ず、まずは病院に電話をして、そ
この指示に従いましょう。
そして、病院に行く場合は、他の
人にインフルエンザ感染を広げな
いためにも、必ずマスクを着用しましょう。
インフルエンザにかかっても、パ
ニックにならないように、常に冷
静な行動を心がける事が必要です。
そして、個人レベルでできる対策
をしっかりと行うことが大切ですね。
ウイルス対策をしっかりとして、
感染や流行を防ぎましょう!
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