
近年、日本でも様々なグッズやスイーツなどによって広く知られるようになってきたイースター(復活祭)。私はイースターというのは聞いたことありますが、具体的に何をする日なのかなどはよくわかっていませんでした^^;
そこで今回は、イースターの日には何をするのか、いつなのか?また、卵(イースターエッグ)やうさぎ(イースターバニー)がシンボルになっていますが、その理由についても調べてみました。
イースターの由来は?
イースターは本来「復活祭」と呼ばれており、キリスト教においてはイエス・キリストの復活を祝う大事な祭日です。
その由来となるイエスの復活は、キリスト教ではない人でも耳にした事はある話であり、聖書においては最も重要なシーンとして伝えられています。
多くの奇跡を起こしたイエス・キリストは弟子のユダの裏切りで十字架にかけられて処刑されますが、その3日後に復活すると予言されていました。そして予言通りに復活したイエス・キリストの奇跡をキリスト教は祝うようになり、その復活した当日を祭日として扱うようになったのです。
イースターの日はいつ?
しかし、この重要な祭日は毎年変わります。
それは「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と決められているからです。そのため、いつの日が復活祭になるかはその年の春分の日の日付次第となります。
ちなみに今年の2017年は3月20日が春分の日なので、そこから数えて最初の満月の日となるのは4月11日、よってその週の日曜日である4月16日が2017年の復活祭です。
イースターとは何をする日なの?
そんなイースターは「何をする日か」と言えば、家族とともに食卓を囲んで豪華な料理を食べる事に尽きます。
もちろんキリスト教の宗派によっては日付や料理が異なる場合がありますが、どんな宗派でも共通点があります。それは卵を使った料理が振舞われる事です。
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卵(イースター・エッグ)について
キリスト教では卵は「生命の誕生」を意味しています。
復活祭という特別な日に限らずとも重要なものとして受け止められていますが、イースターでは卵が遊びのアイテムや装飾品として扱っています。
鮮やかに表面を染色されたイースター・エッグをはじめ、家や庭に隠した卵を探すエッグハントや、スプーンに卵を乗せてそれを持って落とさないように競争するエッグレースなどが代表的です。
うさぎ(イースター・バニー)について
しかし復活祭のシンボルはエッグだけではありません。それはうさぎです。
うさぎは最初の子供がいるうちに、次の子供を宿すことができる多産な特徴を持っていますが、キリスト教ではそんなうさぎの特徴を「豊穣の象徴」として捉えています。そのため生命の復活と繁栄を祝うイースターにふさわしいとされ、エッグとともに飾られるようになりました。
一般的にはうさぎをかたどったチョコレートが多いです。ちなみにうさぎもまた、キリスト教では一般的なモチーフとされており、聖母マリアの絵画とともに描かれていました。
イースターエッグの作り方や遊び方も紹介!
こちらではイースターエッグの作り方や、遊び方も色々と紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね^^
⇒ イースターエッグは卵の殻で手作りできるの?遊び方も知りたい!
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