
十三参りと言えば、旧暦の3月13日前後に数え年で13歳の子供が寺社に詣でる行事です。関東地方では一部の地域を除き、あまり馴染みがありませんが、関西地方では子供の成長を祝う行事として七五三とともに浸透しています。現在では小学校の卒業式を終え、中学校の入学式までに行うのが一般的です。
その十三参りを迎えるにあたって、子供に着せる服装はどうしようか?男児の場合は袴がいいのか、それともスーツや制服でもいいのかな?などと服装選びに悩む方もいるでしょう。そこで今回は、十三参りにふさわしい男児向けの服装を紹介していきます。
十三参りの男児の服装は何がいい?
十三参りの服装ですが、男の子は羽織袴、スーツ、制服、シックな普段着での参拝が可能です。
古くからの伝統や習わしを尊重する方でしたら、男子の正装である羽織袴を着させるのが最適です。なぜなら、十三参りは、初めて大人の寸法の服装をさせ、着物になじませ、適切な立居振舞を身につけさせる行事でもあるからです。
羽織袴の色は、黒が王道で最もシックです。
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価格:35,800円 |
しかし黒が古臭いと感じる方は、グレーやネイビーでも悪い意味で目立ってしまうことはないので、検討してみてはいかがでしょうか。
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価格:41,800円 |
スーツの場合でおすすめは?
最近では、洋装での参拝も一般的になっています。洋装の中で正装と言えばスーツですから、もちろん参拝が可能です。小学校の卒業式で着たスーツをそのまま使えば経済的です。
色は黒、グレー、ネイビーがフォーマルで好ましいです。生地に目立つストライプが入っているものなどは避けて、派手になりすぎず、品を重視したものがいいでしょう。
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学生服で参拝してもいいの?
経済的な正装としてスーツを挙げましたが、さらに経済的なのがこれから通う中学校の制服です。
中学生であれば、結婚式やお葬式に出席する際には制服が正装として認められますので、学生服で参拝しても問題ありませんし、実際に毎年多くの男の子たちが学生服で儀式に参加しています。学生服に着慣れていくためにもいいでしょう。
普段着でも大丈夫?
最近では制服のない中学校も増えてきました。そこで、中学校の制服と同じくらい経済的なシックな普段着も紹介します。本来であれば正装が好ましいですが、社会全体としてクールビズなど服装の簡略化が進んでいますので、普段着で参拝しても問題ありませんし、実際に普段着で参拝している男の子もいます。
しかし、明らかに普段通りだと悪い意味で目立ってしまいますので、シックな普段着がいいでしょう。
具体的には、チノパンツにワイシャツ&ベストなどです。派手な色は避けて、黒、グレー、ネイビーなどのベストであれば十三参りにも合います。
女児や母・父親におすすめな服装も紹介しています。
こちらの記事では、女の子や、母親・父親におすすめな十三参りの服装についてもまとめています。
⇒ 十三参りでの女の子の服装でおすすめは?着物の場合は肩上げする?
⇒ 十三参りで母親・父親は何を着る?着物以外の服装でもいいの?
数え年の13歳は、思春期の不安定な時期です。さらにこれから中学生になる環境の変化があり、友人関係や勉強など悩みごとが多い時期です。ふさわしい服装で十三参りにのぞみ、これからの安全と成長を祈り、お祝いをしてあげてください^^
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